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失敗しない荷物のつめ方

持っていくものが決まって、出発日も近くなってきましたら、いよいよ荷造りです。これは結構嫌いだ!!って方も多いと思います。でも基本ワザだけ知っておけば、そんなに苦労はいりません。
わたしも一時期添乗ばっかり行ってた時は荷造りのプロでした。だって日本帰着の2日後にはまた次の添乗に行ってましたから・・・・

そんな時には、帰国の最終日は、次のツアーに持っていく下着などの洗濯で忙しかったです。


1、2日分の着替えを機内持込み手荷物に
現地に到着したのに荷物が出てこないというロストバゲージはそんなに珍しくありません。もちろん、何日か後には出てくることがほとんどなのですが、その間着替えが一つもないので困っているお客様を何度も見てきています。

わたしは、必ず、ロストバケージに備えて、1、2日分の下着を含めた着替えを用意してもらっています。洗面用具や女性なら化粧水や乳液、メイク落しなどの化粧品も用意してくださいね。

パスポート、現金、航空券、カメラなどの貴重品、ガイドブック、カーディガンなど機内で快適に過ごすためのもの(機内は寒いですよ)など機内持込み手荷物にしてください。

忘れてはならないものは、持病のある方など毎日飲んでいる薬も必ず機内持込み手荷物にしてください。


スーツケースは3割の余裕を残す
海外旅行に行くとあれもこれも持っていきたくなる気持ちわかりますが、帰ってくるときに大変です。どうしても土産物などで増えますので、出発の時にはスーツケースの中身は3割程度余裕を残すようにしてください。

現地が冬の海外旅行など、どうしても荷物が多いときにはナイロンか布製の小さいバッグを一つ余分に持っていきましょう。


重いものはスーツケースの下に
スーツケースに荷物を詰めるときは、下に重いもの(現地で読む地図など)、上に軽いもの(着替えなど)を。キャスターがついていないふた側にはしわになりやすいもの(ジャケットやワンピースなど)を入れてください。

われものなどは衣類でくるみ、しわになりやすいスカートやズボンなどは丸めた新聞紙にのり巻き状に巻けばシワになりません。

スカーフをシワにしたくなければ、食品保存用のファスナー付きポリ袋。折りたたんだスカーフを入れて、ちょっとだけ空気を入れてファスナーを閉めれば、折りじわもつきにくくなります。

カッターなどカラーつきのシャツの場合はカラーのスペースに靴下を結んだものを入れればつぶれにくいです。

Tシャツ、タオル、セーターなどはくるくる巻いて空いたところに詰め物代わりにしてください。


リックは重いものが上

両手が空くので、学生の方などの長期貧乏旅行(ごめんなさい、バックパックツアー)に人気のリックサックに荷物を詰める場合は重いものが上にしてください。これは、背負っているときには前かがみの状態になるので、背中の高い位置に重いものがあるほうが体全体で支えられるため疲れにくいです。

でも、いざという時に必要になる救急セットや雨具などは出しやすいサイドポケットなどに入れてください。

左右のバランスを崩れないようにして、中で物が動かないようにきっちりと詰め、背中に硬いものがあたらないようにタオルなどを使ってでこぼこしないように工夫してください。

リックのもっと詳しい詰め方は、本屋さんで、初心者のための登山関係の本を参考にしてください。かなり詳しく説明されています。(立ち読みで充分です。)

たとえばこんな本で>>これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)
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